
多重債務者の救済策の一つに、
おまとめローン
というものがあります。
複数の借入を一本化し、
毎月の支払額を減らす。
それだけを聞けば、助け舟のように見えます。
実際、利用者によっては助けになる場合もあると思います。
しかし、使い方を間違えると、逆に傷口を広げることもある。
私の場合は、まさにそうでした。
おまとめローンが自分に合う、合わないではなく、
本来は自分の生活をそこに合わせなければいけなかった。
その覚悟で挑んだはずでした。
けれど、
喉元過ぎれば熱さを忘れる。
カードを解約しなくても利用できるおまとめローンは、
当時の私には相性が悪かった。
例えば、私のように
・生活費をカードで賄っている
・物欲が抑えられない
・ショッピング枠やカードローンに頼っている
そんな状態のまま、
空いたカード枠だけが手元に残る。
それを使うのか。
使わないのか。
その判断を、自分の意志だけに任せることになる。
私には、それができませんでした。
それは救済ではなく、
私にとっては再び借りる余地を残しただけでした。
今思えば、おまとめローンは
「毎月の支払いに余裕があるけれど、複数社の管理が面倒」
という人には合うのかもしれません。
しかし、当時の私のように、
生活費や物欲をカードに頼っていた状態では、
空いた枠がそのまま誘惑になりました。
倍になって返ってきた
この時は「一馬力」
私の給与のみで生活してました。
おまとめ効果で支払額は減り、少しは余裕は出来たのですが、
少しずつ、本当に少しずつ増えていきました。
予想外の家電などの故障。
子供の養育費。
私の「物欲」。
妻の入院。
何か高額商品を購入して贅沢したのか?
そういった事は全くありません。
私の「物欲」も、無駄遣いの原因でした。
ただ、一万円以上の商品を何個も買うような、大きな浪費ではありません。
小さな買い物が、少しずつ積み重なっていったのだと思います。
しかし、少しずつ一括払いでの支払いがキツく感じてきました。
何とかしなければ・・・
この「何とかしなければ」の方向性が間違っていた気がします。
何とかする
↓
私の「物欲」を我慢する
このロジックが正解だと思います。
つまりは
出費を減らす。
この逆を考えた訳です。
収入を増やす。
収入が増えるに越したことは有りません。
ただ、現実問題、正社員として働いていても
「収入を増やす」事は簡単ではありません。
勤務先によって違いはあると思います。
私の勤務先は
がむしゃらに頑張っても給料が上がりませんでした。
いつか変わるはずと信じていましたが、
10年以上勤務しても、昇給は全くありませんでした。
なら、どうするか?
「副業」
に手を出し始めました。
第七章に続く


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