第七章 ストレス~現実から目を逸らしたかった~

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おまとめローンで返済額が減った。

余裕が出来た。

余裕が出来たからこそ

甘えが芽生えた。

おまとめローン当初の気持ちは忘れつつあった。

私の「物欲」という名の蟲が目を醒ましつつあった。

そのカンフル剤となったのは

ストレスだった。

目次

ストレス

ストレスが無い人は限りなく少ないと思う。

日々、誰もがストレスを抱えながら生きているはず。

私みたいな多重債務者は
「毎月の返済」
にストレスを感じてると思う。
しかし、それは自業自得。
受け入れるしかない。

仕事のストレス

これも私だけでなく、仕事をしている人は少なからず抱えてる悩みだと思う。

ただ、限界はある。

人手不足による連勤。
多くの会社で「人手不足」と言われている。

昔と比べれば、働き方も大きく変わり、
休日や賃金についても改善が進んだように見える。

しかし、それは「表面上」の会社も多くあると思う。

私の会社がそうだった。

人に相談すると、ほとんどの人が同じ助言をしてくれる。

「辞めたらいいじゃん」

正解です。
が、事情により辞められない人が多いのも事実かと思う。

人生いろいろである。

適度なストレスは人を活発にする。
過度なストレスは人を壊す。

私自身、自覚はなかったが、徐々に変化していたみたいだ。

「やさしさや思いやりが無くなった」
「言動が攻撃的になってきた」

妻に言われた言葉です。

全く自覚はありませんでした。
しかし、直そうにもストレスは無くならない。
妻に言われたことを意識しながら、会話するようにはしていた。
そこにストレスを感じたわけではない。

人は休日が無いと心身ともに休まらない。

それを実感しました。

そのストレスが何を刺激したのか。

返済への不安を直視する力ではなく、
抑え込んでいた「物欲」の方を刺激してしまった。

ストレスと安心

矛盾してるようで矛盾しなかった。

なぜか?

仕事のストレスは蓄積していくばかり。
なら「安心」しないのでは?

妻がパートに出てくれた。

それ自体は、本当にありがたいことだった。

けれど私は、そのお金を「家計を立て直すための余裕」ではなく、
「少し使っても大丈夫な余裕」だと、都合よく受け取ってしまった。

その安心とストレスが悪い化学変化を起こした。

「少しぐらい、いいよね」

生活費もカードで支払いながらで全く「余裕」なんて無いのに。

支出を減らすことが大事なのに
支出を増やす方向に舵を取った。

そして、その「物欲」の言い訳

「副業の為に必要だから」

これは事実でもあった。
働いても給与は増えない。
ダブルワークをしようにも、勤務先の就業時間を考えると不可。
家でできる「副業」で

「自分の趣味に合ったこと」

それらに必要な物を購入していったわけである。

しかし、それは物欲を正当化する言い訳であった。

正直、それがストレスの為の行動なのか、
単純に自分の「物欲」が抑えられなくなっただけなのか、
「副業」という言い訳で何か購入したかっただけなのか、
「ストレス」を言い訳にしてるだけなのか・・・

既に深く考えることを放棄してた。

やはり「ストレス」が原因だったのか。

それとも、ストレスを言い訳にしていただけなのか。

その頃の私は、もう正常な判断なんてできなかった。

第八章に続く

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